サックスメンテナンスの研修日誌|自分でできる手入れを教わった日

今日はサックスメンテナンスの基本を先輩に教わりました。サックス メンテナンスと言うと調整のことばかり想像していましたが、まずは日常の手入れから学ぶことになりました。研修生の私にとって、当たり前の作業ほど奥が深いと感じた一日でした。

今日の研修内容を確認してみた

朝礎のミーティングで、今日は「サックス 自分でできる手入れ」の範囲を中心に教わることになりました。オーバーホールのような大掛かりな作業ではなく、演奏者自身が毎日できるお手入れの意味を、リペアマン目線で理解するのが目的だそうです。

正直、最初は「そんなの拭くだけでしょう」と思っていました。でも先輩に「その拭き方ひとつでタンポの寿命が変わるんだよ」と言われて、少し身構えました。

クリーニングスワブの通し方をやってみた

まずは自分の練習用サックスでスワブを通す練習をしました。ただ通すだけなのに、先輩から見ると引っかかる場所があるとすぐに分かるようです。

  • ネック部分は角度をつけてゆっくり通す
  • 本体は重みで一気に落とさない
  • 詰まったら無理に引かない

私は勢いよく通してしまい、途中で引っかかって焦りました。「無理に引くとタンポを傷める」と教わり、冷や汗をかきました。

キイオイルとコルクグリスの扱いが難しい

次にキイの油さしとコルクグリスの塗布を練習しました。サックスメンテナンス 方法の中でも、これは演奏者がよく質問してくる項目だそうです。

キイオイルは「多いより少ない方がいい」と言われ、少量を爪楊枝の先につけて差してみました。でも量の加減が分からず、最初は明らかに多すぎて先輩に拭き取られてしまいました。

コルクグリスも同様で、塗りすぎるとホコリを呼んでしまうそうです。触った感触だけで適量が分かるようになるまでには、まだ時間がかかりそうです。

先輩の調整作業を見学して驚いた

午後は先輩リペアマンによるバランス調整の様子を見学させてもらいました。4枚羽のクランポンや連結キイの動きを、ヘラとタンポの隙間だけで判断していく手つきに驚きました。

私にはまだ違いが見えないような微妙なタンポの当たりを、先輩は光を当てて一瞬で見抜いていました。「毎日の手入れがきちんとされている楽器ほど、調整も気持ちよく決まる」という言葉が印象に残りました。

自分でやってみて感じたこと

研修の最後に、自分の楽器を一通り点検してみました。タンポの状態やキイの動きを自分の目で確認する作業は、思っていたより集中力を使います。

正しいサックスメンテナンス方法は、特別な工具がなくても毎日の積み重ねでできることが多いと分かりました。ただ、自分の手入れがどこまで正しいのか、まだ自信を持って言えないのが正直なところです。

少しずつですが、道具の使い方や力加減の感覚が身についてきている気はしています。まだうまくいかないことも多いですが、明日からも一つずつ確認しながら覚えていきたいです。もう少しがんばります🔧