管楽器リペア研修レポート|4枚羽調整とオーバーホール実践の一週間

今週のリペア研修も、学びが濃い一週間でした🔧

こんにちは、オーボエ奏者の古川由貴です🌸
リペア研修も5週目にはいりました!

今週のリペア研修では、
いよいよ「難しいところ」にどっぷりな内容でした。

今週やったことはこちら👇

  • 4枚羽のバランス調整
  • オーボエのベルの割れ補修の仕方を見学
  • 2本目のクラリネットのオーバーホール実践

どれも頭を使う作業でした!

4枚羽のバランス調整、いちばん気をつかう作業かも

4枚羽のバランス調整は、
今までやってきたどの作業よりも
気をつかう…! というのが正直な感想です。

ほんの少し触っただけで結果が変わるので、
「今、どこをどうしているのか」を
常に考えながら手を動かす必要があります。

今回、新しいやり方も教えてもらいました。

キイを曲げるときに、あて木をする方法🌳

オーボエのバランス調整
このあて木を使います

あて木をすると、
力が分散せずに狙ったところを曲げられるそうで、
なるほど…と納得。

知っているかどうかで、
作業の安心感が全然違います。

オーボエのベル割れ補修を見学してびっくり👀

オーボエのベルの割れ補修も見学しました。

オーボエのベルの割れ補修
グラナディラ粉精製!

割れた部分をただ接着するのではなく、
グラナディラを削って粉を作り、
それを接着剤と一緒に使う
という方法。

「そんなやり方があるんだ…!」
と、見ていてとてもおもしろかったです。

木の楽器ならではのリペアだなぁと感じました。

割れがめ
割れがめだたなくなりました

見学したことを、すぐ実践できた!

このベル補修の方法、
実はそのあとすぐに出番がありました。

2本目のクラリネットのオーバーホールで、
管体の部分に同じ考え方を使って実践。

見学しただけで終わらず、
すぐ自分の作業に活かせたのが嬉しかったです。

クラリネット2本目のオーバーホールに挑戦

2本目のクラリネットのオーバーホールでは、
初めて使う道具もありました。

それが
シャフト立て

オーボエ シャフト立て
これがシャフト立てです

使い方に慣れるまで少しドキドキしましたが、
「こう使うのか!」と理解が進みました。

そしてやはり
ジョイントコルク交換が難所だったこと。
厚み・位置・仕上げ、
全部に気を配る必要があるのでなかなか大変です。

難しいけど、少しずつつながってきた

今週は難しい作業が多くて、
正直、余裕はあまりなかったです。

でも、
見学したことが次の作業につながったり、
今まで学んできたことが
少しずつ線になってきた感覚もありました。

まだまだ分からないことだらけですが、
それでも一歩ずつ進んでいる気がします。

来週も引き続き、
リペア研修の記録を書いていきます🔧🎶